そもそもこのブログをはじめてみようと思ったのも、「1人目と2人目は違うな~」といった自分の色んな経験・印象を、どこかに書き留めておきたかったからなんです。ということで、記憶を掘り起こしながら、まずは当日の出産劇を書いてみます📝
~目次~
- まずは時系列で振り返り
- 分娩はトータル8時間
- "おまじない"の効果は絶大だった
- 意外と「すぐ病院へ!」にはならなかった
- 陣痛はお腹に来るものだと思っていた
- とはいえ陣痛の痛みはどんどん忘れていく
■まずは時系列で振り返り
ちなみに1人目は里帰りして、40週1日目で出産しました。ちょうど前日、いわゆる予定日が40週目の健診だったんですが、このときにやってもらった"おまじない"が見事に効いて、その日の夕方から陣痛がはじまり、日付が変わってスポーン!と産まれた形でした👶
★前日(40週0日)
10:30
40週目健診。ここで子宮口は2~3cm、前週よりも赤ちゃんの頭は下がっているとのことで(39週では2cm)。「朝1時間、夜1時間の散歩をしたり、雑巾がけなども良いですよ~」とアドバイスいただく。もし41週になっても出なかったら促進剤で出しましょうと、その場合の入院日も決定。最後に、早く出てこれますように、という"おまじない"をしてもらう(※おまじないが何かは後ほど!)
16:00
「あれ、ちょっと腰痛いかも?」というのが30分ごとくらい。でも、まだ痛いときに階段降りたりできてたから、そこまでの痛みではない。
17:00
痛みの間隔が縮まってきて、陣痛アプリを使い始める(よく雑誌でも見かける「陣痛きたかも」、夫にも通知がいく設定ができるので、離れていても便利)。
10~15分間隔。腰をぐーっと押されるような痛さ。一応、夫にも連絡。
18:30
痛みが7分間隔になった。10分を切ったので病院に連絡。「初産なので、このあと陣痛が遠のく可能性もある。もう少し間隔が短くなって、痛みが強くなったら再度連絡してください。ご飯食べたりシャワー浴びておくと良いです」と説明をうけ、いったん様子見。
19:00
痛みがそれなりに強くてご飯は食べる気にならなかったけど、とりあえずお風呂は入っておこうと入浴。このとき、実家で1人だったけど、状況を連絡したら母親が早めに帰ってきてくれることに。
20:00
お風呂上り、間隔は3~4分へ。再び病院に連絡すると、「もう1時間様子見て、痛みの間隔がさらに短くなったり、いきみたくなったら再度連絡を」と。10分切ったらすぐ病院かと思っていたけど、意外と自宅待機するものなんだなーと思いながら痛みに耐える(今思えば、この時の痛みはまだまだだったけど笑)
夫も病院へ向かい始めたと連絡あり。
20:55
トイレで少量出血("おしるし"だったのか?)、ちょうど母親も帰宅。病院に再度連絡し、間隔は変わらないけど、痛みが強くなったことと出血したことを説明。ついに「荷物を持ってきてください」と言われる。
21:10
母親の車で病院へ(念のため陣痛タクシーも3社登録してたけど使わず)
この時点で、痛いときは動けないくらい。
21:30
病院到着。陣痛引いてるときに移動しようとしたけど、なかなか歩けず。あっさり車椅子に座らされる。ちょうど夜勤だった父親にも会えて、両親の顔を見てホッとする。
(1人目は、父親が勤めている&前に自分が勤めていた病院で出産しました)
21:40
陣痛室移動。モニター装着。
喉が渇きすぎる…(家出るときに、お茶1本でも持ってくればよかった。夫に病院来るときに買ってきてとお願いした)
21:45
夫も病院到着、しばらくしてから陣痛室へ。
22:00-24:00
痛みは2分間隔、どんどん痛くなる。でも子宮口は3cmから動かず。
痛み、事前イメージでお腹の前側に来ると思っていたけど、腰、腰、腰!もう腰が痛すぎる。私は寝っ転がっているより、座っている方がまだましだったかな。テニスボールをお尻に敷きつつ、夫もぐぐっと痛みに合わせて腰を押してくれて、痛み逃しをしてくれました💦
★当日(40週1日)
1:00
本当に痛すぎて、我慢できずにNSコール。でもまだ子宮口は6cm。そろそろ疲れて、陣痛の間隔も1分開かない状態だったけど、一瞬痛みが引いた瞬間に眠気が来る。眠気→痛み→眠気→痛み...のエンドレス
2:00
もう一度NSコールして見てもらう。子宮口8cm。「そろそろ分娩台移動しましょうか」と言われ、分娩室に移動する。
分娩台の姿勢だと、痛みが逃しづらい(泣)
夫が頭の上に立ってくれて、定期的に水分補給してくれました。ペットボトルキャップ、重要です(寝ながらは、あれがないと飲めない)
2:30頃?
医師も到着。いよいよ出産モード。
・このときも人為的に破水しました。変な話、ほんとにどわーッと感じで生暖かい液が流れるのが分かった😳
・私の呼吸が下手で赤ちゃんの心拍下がったため、酸素マスク装着。一気に赤ちゃんの心拍上がりました
・「ちょっと頭が出にくいので切りますね!」とパチン!会陰切開。陣痛やら、いきみやら、の方が痛かったので、切られた痛みもなにも感じず。
2:48
娘誕生ー!元気な産声!
3:00
胎盤娩出、会陰切開の縫合など。縫合は、局所麻酔もあるだろうけど、やっぱり陣痛と出産の痛みの方が痛すぎて、アドレナリン出まくって、何も痛みを感じず。物理的に「縫われてるな」という感覚だけ。
~4:30頃まで(※このあたりの時間曖昧)
赤ちゃんと夫と安静タイム。当直中だった父親も、タイミングがよく、生まれたての娘を見ることができました。
5:30頃
娘は新生児室、私は病室へ。ここでいったん夫も帰宅。
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■"おまじない"の効果は絶大だった
さて、健診時にやってもらった"おまじない"とは、いわゆる卵膜刺激です。グリグリ~っと刺激してくれました(それなりに痛い笑)。やってもらった直後はそんなに変化を感じなかったのですが、その夕方から陣痛が始まっているので、やはりこれがきっかけになったんだなと👶
そう考えると…2人目のときの前日内診検査も、もしかしたら刺激になったのかもしれませんね😅
■分娩はトータル8時間
初産にしては早い方だったかと。友人の皆さんのお話を聞くと、もっと早い方もいたけど、1~2日がかりだったという方も。私自身、母親が5日間かけて産んでくれた(だいぶ状態が悪くて、母か私のどちらかしか助からない場合の選択を、父がさせられたほど)ので、本当にありがたい限りだと思いました。
■意外と「すぐ病院へ!」にはならなかった
初産だと「10分間隔になったら病院に連絡してください」と言われることが多いかと。でも状況によっては、私みたいに3-4分間隔まで自宅待機ってこともあるんだなーと自験を通じて知りました。もちろん、人によってはすぐ病院というケースもあると思います。私も、おしるしとか、破水とか、そういったことも覚悟していたのですが、第一に陣痛が来たパターンでした。
■陣痛はお腹に来るものだと思っていた
陣痛って「生理痛を大きくした感じ」と聞いたりしていて、勝手に自分の中のイメージでお腹側に来ると思っていたんですね。まあ当たり前なんですけど、これは個人差あります(他のママさんで、お腹だったよって人もいた)。私の場合は、絶賛、腰にドーン!でした。で、面白かったのは、夫が腰をさすってくれていたとき、「徐々に痛み(があると私が指示する場所)が下がっていった」と言っていて。赤ちゃんがだんだん下がるにつれて、痛みの場所も移ったんだな~と、この話から感じました^^
■とはいえ陣痛の痛みはどんどん忘れていく
出産直後はもう、陣痛やいきみの痛さやらから解放された解放感で、もはや放心状態。でも不思議なもので、その後の入院生活の中でどんどん忘れちゃうんですね。むしろ会陰切開を縫った場所の方が痛くて、円座クッション手放せず。(2人目は会陰切開しなかったので、この痛みはなかった!)
逆に後陣痛は、1人目の方が痛くなかった。子宮が収縮していく「ググ~」っといった感触が自覚される程度。同室の2人目ママさんがすごく痛そうにしていて、「2人目の方が痛い傾向にある」ということをその時知ったんですが、それはまさに自分も2人目で身をもって知りました。2人目の方が明確に痛かった。苦笑
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さて、1人目出産memoはこんな感じで。とりあえず、出産当日とその時思ったことを振り返ることができてすっきりしました~。1人目は、全部初めてで分からない中、本当にドラマティックだったなと思います。今も時々、写真やら動画やらを見返したりして、ジーンとすることがある。元気に産まれてくれて、すくすく育ってくれていることに改めて感謝です🌸