マンション内覧会の流れ・持ち物など~持って行って良かった「懐中電灯」


前回の記事で、新築マンションを購入したことをお伝えしましたが、今日はその続きで「内覧会」のことを書きます。


内覧会って、ざっくりいうと引渡し前の物件状態のチェック

ちなみに建物が完成する前に契約した場合だと、“お部屋のお披露目”も兼ねる場合がありますが、私たちの場合は建物完成後の契約でした。しかも、完成してから1年以上経ってるんですね。
一応、“新築”とはなっているけど、契約前にはいろいろなお客さんが見学もしていただろうし(私たちも見せてもらった)、部屋の傷とかは入念にチェックした方がいいだろうな~と思って臨みました。

★面白いと思ったのが、不動産によって販売戦略にいろいろな個性があること💡(夫受け売り)
今回お世話になる住友不動産は、ゆっくりゆっくり売り切るタイプだそうで。建物完成後1年以上経った今も、順次部屋を開放して販売しています。そして、それに合わせて価格も上昇(笑)
なお、住友不動産は値下げ交渉がほぼほぼ通用しないことでも有名とか。うちも不動産からの値下げはなかったですね😂
一方で、近くに立ってる別のマンションは、建物完成時にはすでに完売してました!そういうケースもあるんですね~


ちなみに私、こんなにちゃんとやった内覧会は初めてで(笑)
一応事前にネットで「新築 マンション 内覧会」とかで検索して、簡単に予習していきました👍

ではでは、以下の順にレポしていきます~
  1. 当日の流れ(トータル1時間45分)
  2. チェックポイント
  3. 実際のチェック箇所(56か所!)
  4. 当日の持ち物


1. 当日の流れ(トータル1時間45分)

当日は14時開始の2時間予定。事前に「18時まで部屋が開放されているので、不具合チェックが終わった後は好きに採寸とかして良いですよ」と言われていました。

なお、子供たちは、上の子は保育園、下の子は一時保育に預け、
立ち合いは不動産会社の方1名、施工会社の方1名、私たち夫婦の4人。

実際にかかった時間は以下の通りでした。
  • 部屋のチェック→1時間30分
  • 施工会社との打ち合わせ→15分
  • 採寸など→15分(夫のみ、私は保育園お迎えへ)

14:00-15:30 部屋のチェック
まずは部屋の中を、反時計回りに移動して不具合チェック(※チェックポイントは後述します)。指摘箇所を伝えると、施工会社の方が該当箇所に付箋をはり、詳細をメモします。不動産会社の方は、一緒にチェックを手伝ってくれました。
少し時間の余裕もあったので、気になっていた場所の採寸もやりました。

15:30-15:45 施工会社との打ち合わせ
一通りチェックが終わったら、施工会社の方が、指摘されたポイントを元に、どれくらいの時期に修正可能かを判断。そして修正後の確認日を決定しました(ちょうど1ヶ月後になりました)
修正に長時間かかりそうな箇所もあったので、その旨も説明いただきました。

15:45-16:00 採寸など
ここで私は保育園のおむかえに離脱。
夫は残りの時間で気になるポイントを採寸していました。
(「一人の方が気楽にできるでしょう」と不動産の方もおらず、ほんとに1人でやったそうです笑)
※その後、夫もお迎えのヘルプにきてくれたので、サクッと採寸して切り上げてくれたそう

あんまり多くはないらしいですが、人によっては18時くらいまでがっつり採寸する人もいるんだって💡

2. チェックポイント

内覧会で良く言われる3大ポイント
  • 図面通りの部屋か?
  • 部屋に傷や動作不良の不具合はないか?
  • 室内の寸法は?
ですが、「図面通りかどうか」は、現状の間取りでの契約なので今回は不要。
「室内の寸法」については、事前に不動産からよくできた間取り図(1cm=1m計算できる図)をもらっていて、実際に測ったらほぼその通りだったので、要所だけでいいねとサックリ。
なので、私たちが力をいれたのは2番目の「部屋に傷や動作不良の不具合はないか?」です。

もうちょっと具体的に、我が家風に用意したリストがこちら。

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【動作チェック】
・扉や窓などの開閉がスムーズか
・鍵の開閉は問題ないか
・換気扇の動作(音の大きさは)
・インターホンなど、備え付けの電気設備はきちんと動作するか

【水回りチェック】
・キッチンや、浴室などの水回りの水栓はきちんと動作するか(※キッチンは水出せなかった)
・トイレ、シャワーの水流は?
・パッキンの汚れはないか?

【傷チェック】
・床や壁、収納扉の表面等に汚れ、傷、剥がれはないか(懐中電灯チェック)
・床や壁、収納扉が水平になっているか

【寸法チェック】
・カーテンの寸法、生地デザインのイメージ
・レンジフィルターの寸法、色
・寝室のベッド配置と寸法チェック
・収納扉の奥行寸法
=================

★この裏には、今の賃貸マンションで気になるポイントがあります(笑)
借りた当初から、
・壁に複数の切り傷(前の人は何をしたんだろう😨写真とかで隠してます)
・壁紙にはがれそうな箇所
・水回りのパッキンが汚い(入居後の掃除でだいぶ綺麗になったけど…まぁ新築で心配することはないか)
・トイレやお風呂の水流が弱い
・換気扇の音が気になる
・収納扉が曲がっていて、まっすぐ閉まらない
とかあったので、新築とは言えど、慎重に見てまいりました~


3. 実際のチェック箇所

直せる直せないは別として、変な遠慮はせず、気になる箇所はどんどん指摘するスタンスで行ったんですが…

なんと56か所🙆

もちろん大小あって、「特に気にならないけど一応…」ってのも結構あります。
しかし、大事な指摘も結構あった!

●壁紙がけっこう剥がれている
主には壁紙の接合部。1年経つとやはり剥がれてしまうよう。夏から冬にかけて縮んでしまうとかもあるんだって。「特に気にならないけど…」というのもあれば、がっつり下の黒地も見えてしまっている場所もあった。

●パーテーションの扉がたわんでいた
これは不動産の方が指摘してくれたんだけど、リビングと洋室の境目にあるパーテーションがたわんでいて、閉じたときに鍵穴がスムーズに閉まらなくなっていた。気温とかそういった影響もあるらしい。

●リビングの入り口ドアに深い傷
やっぱり人の出入りが多いところは傷が発生しやすい模様。

●キッチンの収納扉が一部水平になっていない
閉めた状態でよく見ると、若干片方が斜めになっていて、二つの扉の高さがずれていた。

●キッチンの収納扉を開けたところに、糊跡がある
懐中電灯で照らしてみたら、やたらテカテカしているところがあって。工事のときの糊が残ってしまってたみたい。


ちなみに…
不具合の指摘じゃないけど、気づいて良かった、見ておいてよかったってポイントも結構あった

コーティングシールのはがし忘れ
懐中電灯で照らしてみたら、キッチンの収納棚の一部にかなりの傷があって。「ここだけかなり傷があります」って指摘してよく見てもらったら…なんと、コーティングシールのはがし忘れ!シールを剝がしたら綺麗な表面が出てきました(笑)そんなこともあるのね~

ドアや窓の施錠方法を学ぶ
動作確認で、鍵がついているものは基本開閉したのですが。たとえば部屋の鍵は、しっかり「バタン」とドアを閉めないと施錠できない構造で(ふわ~と閉めると鍵がかからない)。教えてもらわないと不具合だと思ってしまいそうだった😅
窓の鍵も、自分たちが日常的に開閉する部分と、非常事態のみに触る鍵とがあって。
触れるものは触って確認する、って大事だなぁ~と改めて思いました


4. 当日の持ち物

実際に持って行ったものは以下です。
  • 間取り図
  • 懐中電灯
  • メジャー
  • 認印(打ち合わせ用)
  • スマホ(撮影用)
  • カーテンの生地サンプル(実際に候補を窓にあててみる)
※スリッパは不動産側で準備

このなかでも懐中電灯は秀逸でした~!
夫くんが事前にしらべて、「傷などは懐中電灯で照らすと気づきやすい」ってことで持って行ったんですね。これが大正解!
さっきも書いた通り、(結果的には傷ではなくシールのはがし忘れだったけど)傷や糊の跡に気づけました
あとは…まさかだったんですが、なんと行ってみたら部屋の間接照明が一部外されてて、部屋が暗い!!(笑)
これはちゃんと見るためには明るさ必要だわ~ってことで、懐中電灯が重宝しました。
まぁあまりにやりづらいんで、途中で不動産会社の方が、間接照明取りに行ってつけてくれましたけどね😅

もし今後内覧会を予定されている方がいたら、懐中電灯、おすすめです~!
夫はAmazonで20cmくらいのコンパクトサイズのものを買っていましたよ!


他に、部屋が傾いていないか「ビー玉」を持っていって確認、という記事も見たりしたのですが、そこまでやったらなんだか不動産の方に失礼な気がして…😅
新築だし、明らかに傾いてたら体感でわかるだろうし、ってことで止めました(苦笑)



いや~でも新居チェックは楽しいですね♪ワクワク♪
後にインテリアオプションのことも書こうかな~